理想の住宅を明確にすること
注文住宅で家を建てるときには、たくさんの願望があるはずです。女性であれば、素敵なキッチンで料理をしたいとか、洗濯物がよく乾くベランダが欲しい、子供と遊べるリビングが欲しいなどさまざまな願望があります。男性も負けてはいません。趣味の部屋を作りたいとか、車が2台入るガレージが欲しいとか、3畳間の書斎が欲しいなどといったことになります。それらを含めて、和風の家にするのか、洋風の家にするのか、何階建てにするのか、外壁はサイディングかモルタルかなど細かい所もある程度決めておいた方がいいでしょう。
一番後悔するのは、漠然としたイメージしかないのに自宅を建てる場合です。思い切って設計士に設計をすべて丸投げする方法もありますが、それでは注文住宅の良さが味わえないでしょう。

家を建てる時に気をつけたいこと
家は、3度建てると満足できる家ができるといわれています。この裏を返せば、1度建てただけではそれほど満足した家は出来ないと言うことでもあります。だからといって、本当に3度も家を建てる人が世の中にどれだけいるのかという話です。1度しか家を建てない場合100点でないにしても、できるだけ満足感を感じる家を建てるためには、注意をするべき点がいくつかあります。
まず、日当たりです。日当たりはその家の家族の健康にも大きく影響しますので、できるだけ日当たりが良くなる設計がいいでしょう。思い切って吹き抜けをつけたり、窓を大きめにとってもいいかもしれません。また、収納も重要になります。収納スペースをできるだけ多くとる作りにするべきです。